まさきとしか

作家・まさきとしか～生活をするためには小説を書くことしか残っていなかった

😝 1994年『パーティしようよ』が第28回北海道新聞文学賞佳作に選ばれる。ある日、21年前に火事で死んだ父親が変死体で発見され、そこには世間を賑わす猟奇的事件の記事と娘に宛てた手紙が残されていた。

🤙 彼らがああやって純粋に民主化運動をやるのは正しいし、いいのですよ。それぞれの悲嘆に重ね合わせて、いづみのその後を、想像してもらえたらと思います。それはそれでいいのですが、その結果、中国の思う壺になってしまったのだとしたら、とても残念です。

🖐 構想のきっかけは？まさき小学館の担当編集者の方に、新作のご依頼をいただきました。自分の願いごとはなんだろう。これから出る本をさがす• 小学生のとき、父を亡くしたときの葬儀場で、たまたま別の一家の葬儀も行われていました。

🤩 この人の後にこの人が来て、この人の後にこの人が来るではないですか。あえて今回は、いづみのその後をほとんど書かないようにしました。

👋 フェア• そして猟奇事件を追うなか、元恋人の宝子と事件の繋がりを疑い始め、宝子に接触するのだが……。

🤔 『途上なやつら』（2014年6月）• あまり報じられない事件でしたが、私には強く印象に残りました。人間の本性なんて誰も分からない。