百人一首解説

いなば 立ち に 峰 わかれ の 山 お ふる の

🙃 (書き手:和歌DJうっちー). 業平は伊勢物語の主人公「昔男」だとされており、上の三首は伊勢物語にも収められています。

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【百人一首講座】立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしきかば今かへり来む─中納言行平 京都せんべい おかき専門店【長岡京小倉山荘】

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😛 ありわらのなりひら は弟です。 九歳のとき臣籍に下り、在原氏を賜る。 いつごろ誰が言い出したか知らないけれど、この歌は、「まいごになっちゃった飼い猫を戻すおまじない」になるんだそうです。

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たち別れいなばの山の峰に生ふるまつとしきかば今帰り来む(在原行平): 古典・詩歌鑑賞(ときどき京都のことも)

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⚡ 【ことばの説明】 千早振る 神の枕詞。 返し 限りなき思ひの綱のなくはこそまさきの 葛 かづら よりもなやまめ (後撰1082) 【通釈】「まさきのかづら」は限りなく長いそうですが、そんなふうに限りのない思いがあなたにあるでしょうか。

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次の和歌を序詞の使われ方でわけなさいという問題なのですが…①立ちわかれい...

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☝ 『小倉百人一首』の中から毎回一首ずつ、100回完結の形式で発行いたし、たくさんの方々に愛読いただいておりました。 【いなばの山】 因幡の国庁近くにある稲羽山のこと。

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百人一首の意味と文法解説(16)立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとしきかば今帰り来む┃中納言行平(在原行平)

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⚑ とは 詠嘆の助詞。 キョウチクトウ科の蔓植物。

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在原行平 千人万首

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😚 古今集・秋下の詞書 「二条后の東宮の御息所と垂オける時に、御屏風に龍田川に紅葉流れたる形を描けりけるを題にてよめる」 出典:古今集・秋下 読み(現代表記): ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれないに みずくくるとは きまり字:ちは 立ちわかれいなばの山の峰におふるまつとしきかば今かへりこむ 中納言行平 意味: 私は因幡の国へ赴くが、稲羽山の峰に生えている、「松(まつ)」の名のように私を待っていると聞くなら、すぐに帰って参りましょう。 怒らせちゃった人もいそうだから、ちょっと言い訳を・・・私が思うに、おまじないには二種類あるんじゃないか、と・・・効力を求めて何かにすがるものと、内なる叫びが自然に外に飛び出しちゃったもの。

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次の和歌を序詞の使われ方でわけなさいという問題なのですが…①立ちわかれい...

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👐 行平の歌や『源氏物語』に着想を得て世阿弥 ぜあみ 1363~1443年 がつくったのが能の「 松風 まつかぜ 」です 原作は父の観阿弥とされる。 「往なば」を掛ける。

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古今集巻八立ちわかれいなばの山の峰におふるまつとしきかば今かへりこむ在原行平...

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😍 中納言行平 ちゅうなごんゆきひら 立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む たちわかれ いなばのやまの みねにおうる まつとしきかば いまかえりこん 意訳 お別れです。 8kmの登山 コースがあり、武内宿弥命(たけのうちのすくねのみこと)を祭神 とする「宇倍神社」や、宮下古墳群を通り、最後に在原行平の塚に 到達します。 出かける。

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